
すごい完成度の高い作品だときいていたので、とっても楽しみにしてました。
なかなか観にいけなかったんですがねぇ、それがやっと、やっと観れたのだ(嬉)
観れて大満足!!
早起きした甲斐があったわぁ!!
わたしゃ、映画には詳しくないけれど…
この作品がすごいのは(なんとなく)わかったような気がする……。
登場人物の表情の描写にしても、的確に切りとられて
心情をよくあらわしている。もちろん、その表情をつくりだす役者さんの演技も素晴らしい。
オダジョも香川さんもかなり魅力があって…引き付けられて、目が離せない。
オダギリさん、かなり色気ありますねぇ。。何度ドキッとさせられたかわからんよ。
そして、決して派手なお話ではないけれど、しだいに大きくなる心の“ゆれ”を
静かに激しく描く。
無駄なものは一切無く、丁寧に丁寧に作り上げられた作品だと思った。
男の兄弟って女の私にはわからないけれども…
あんなにも複雑なものなのかねぇ…!
まぁ、男に限らず人の心ん中なんてのははかり知れない難解なものではありますがね。
人の複雑な心理を嘘っぽくなく、リアリティーをもたせて描くのって難しいですよね…。
映画館の中でも
「なんかリアルで嫌だった」と言ってる人がいたんですよ。
いあ、ホントにそう。
あの稔と猛の関係は、もしかしたら数年後に私と妹の間にも成立するんじゃないかとふと考え
こわくなりました。
確かに…今の時点では姉妹の生き方の差なんてのはあんまりありませんわな。
でもこれから十年も二十年も経ったらどうなるかわからないでしょ。
次第にあらわれる“差”がこわいの。。
私は長女だから実家にしばられ…
妹はどんな世界にへも行ってしまう…。
今の時点ですでに少なからず妹に劣等感を抱いている私は
どうしたらいいの??
兄弟って…血のつながりがあるから分かりあえる良さもしれませんが…。
一生絶つことのできない鎖のようになって、からまってしめつけられることもある…。
そう考えるとおそろしいやね。
なんだろう…兄弟って…。
うーん。
深みにはまってゆく…。。
この作品、後味がすっきりしているかと言われれば、全然そんなことないし、あの終わり方は何なの??良い意味なの??
それとも……。
いろんな意味にとれますよね。結論は各々の心の中。。
その点で、後から後から、心の中の“ゆれ”はどんどん激しくなっていきました。
かなり余韻に浸れて…下手すれば溺れてしまうのではあるまいか。
それくらい、私は強くゆさぶられたのです。
あぁ、ぜひぜひまた観たい。あと一回は映画館で観たい作品ですね。